遺構個票

遺跡番号一色城跡
調査区19Ba
遺構記号464SD
グリッド1100・1101・
長辺(m)-18.58
短辺(m)11.42
深さ(m)1.11
断面形状
平面形状
埋土1_2.5Y5/1黄灰色砂質シルト(2.5Y7/2灰黄色細粒砂ブロック少し含む。)、2_2.5Y5/2暗灰黄色砂質シルト(2.5Y7/2灰黄色細粒砂をマーブル状に含む。下方に2.5Y5/2暗灰黄色シルト~極細粒砂ブロック含む。)、3_5Y5/2灰オリーブ色砂質シルト(5Y7/2灰白色細粒砂~中粒砂をマーブル状に多く含む。2.5Y5/2暗灰黄色シルト~極細粒砂ブロック少し含む。)、4_5Y6/2灰オリーブ色砂質シルト(2.5Y7/2灰黄色細粒砂を部分的に薄層状に含む。2.5Y5/2暗灰黄色砂質シルトブロック少し含む。) 464SD中層(新段階機能層)、5_2.5Y6/1黄灰色砂質シルトと2.5Y8/2灰白色中粒砂の互層(2.5Y6/2灰黄色砂質シルトブロック少し含む。植物遺体少し含む。) 464SD中層(新段階機能層)、6_5Y4/1灰色砂質シルト(5Y7/2灰白色細粒砂を部分的に層状に含む。植物遺体含む。しまりやや弱い。) 464SD下層(古段階機能層)、7_7.5Y4/2灰オリーブ色極細粒砂~細粒砂と7.5Y7/2灰白色中粒砂の互層(左方に砂質優勢となる。下方5cm程は混土となる。植物遺体含む。しまりやや弱い。) 464SD下層(古段階機能層)__+メイン断面図参照
ステージ1
時期
備考陶器・山茶碗・布目瓦・須恵器・土師器・石・木・種子
 477・494SDに切られる。469・478SD、509SKを切る。上層が469SDを切る。上層内で467・468SKが掘り込まれる。幅11.4m×深さ1.1mの巨大な溝状遺構。片原一色城の主郭を巡る堀と想定される。19Ba区南からやや東に振る南北軸で直線的に北に延び、19A区との境界付近で東西に屈曲しT字状になると想定される。東側は堀の後身となる村境溝494SDに大きく切られるため状況は判然としない。北接する9A区では該当範囲を攪乱により調査不要としたため未確認である。攪乱下に残る可能性があるが、494SD(004SX)がやはり大きく切っているはずであり堀としての堆積は残存しないだろう。遺物の掘り分けは上・中・下の3単位を基本とする。上層:検出面からラミナなどの自然堆積痕跡が認識されるまでの堆積層。ブロック単位が確認できることから溝廃絶後の埋戻土と考えられる。中層:自然堆積構造が認識できる堆積単位。肩付近では基盤層などの流入土とシルトのラミナが顕著で中央部ではシルトが優勢になる。新段階の機能層か。下層:中層と類似するシルト優勢の堆積単位、中層よりも粘性が強く植物遺体を多く含む。古段階の機能層か。遺物は新しいものでは陶器類が出土するが、基本的に希薄である。土器類は肩付近でしか確認できず、溝内の粘質土では木質遺物しか出土しない。長期に亘り管理されていたことを窺わせる状況だが、堀の機能を考えれば当然だろう。下層出土の漆器椀(d272・274)が特筆される。

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